「お産カード」ワークショップ

11/3「いいお産の日」にお産に向けて、自分自身に向けてどういう問いがあるのだろうか?というのと、
自分の子宮の様子を実際に描く、「お産カード」ワークショップを行った。

「いいお産」とはなんだろう?

私自身にとってのいいお産とは「自分ごととして主体的に臨めたかどうか」だった

何も分からず不安と一般論を元に医療者に委ねてしまった最初のお産はトラウマとなったが、3人目のお産の際は妊娠と同時にトツキトオカをとても大事に過ごし、自分自身の心身の声を聴きながら多くの人に伴走してもらい、安心感の中でのお産は全く違うものとなった。

妊婦&産前産後ママを応援したい女性達、8人と過ごした。妊娠初期の方や生後28日目の新生児を連れて来てくれた方もいた。どういう想いで今日はここにいるのかシェアした後に、心身い意識を向けて、その後版画家のYoko Minagawaと共に感覚を描いた。みんな驚くほど何枚も描き、1枚1枚に今の心境や気になっている事が現れていた。

「お産カード」といい、子宮の絵と共に49の問いを眺めてもらいどの問いが気になるか聞くと妊婦の方達は「手放したい事」「自己受容・自己信頼」あたりが気になると話し、ママ達は産後大変だった事を思い出し、産後あるあるの話となった。

妊活・妊娠・お産・産後とその間、そしてその前後に多くの事がある。
お産ドゥーラの勉強をしている時に”circle of support”といい、なるべく多くの人に囲まれながらこの時期を過ごす大切さを教えられた。

特にコロナ渦、産前産後の女性に限らないけど、孤立しがちである。そんな時だからこそ今まで以上に一人一人が小さな光を照らし続け、小さくてもできる事をする事が大事だと思う。

お産カードとは

お産・分娩だけでなく、女性をトータルに取り巻く様々なテーマについて問いかけるカードを作成します。カードの片面は「子宮をイメージした絵」、そしてもう片面が「問い」となります。

お産に向けての医療者による専門的な情報、買うべきグッズなどの情報は世にたくさんあると思いますが、「妊婦が自分自身の心と体の声に意識を向ける」事が何よりも大事だと思っていて、できるだけ妊娠中にお産にとどまらず総合的に気になる事と向き合い、自分を満たしていくことが良いお産、良い人生に繋がると感じています!

こちらで事前に準備した絵や問いと当日皆さんから出てくる絵や問いを生かして、「お産カード」を作っていきます。 

妊娠、お産を機によりその人らしい人生をおくるために考えるきっかけとなる「お産カード」を皆さんと作り、今後世に出していきたいと思います✨

想い

なぜ「お産カード」を作るのか?

妊娠が分かると、定期的に検診で赤ちゃんの様子を見てもらい、母子手帳に母親の体重変化が記入され「何か話したいことはありますか?」と先生に聞かれますが、そこでは大抵赤ちゃんの様子しか話されません。

でも実際は・・・
・漠然とした不安、お産の痛みへの恐怖
・つわりのしんどさ、よくわからないイライラモヤモヤ
・パートナーや親との関係
・仕事は続けられるのかな?とキャリアの不安
・お金や日常生活への心配
・誰にも言えない孤独さ

などなど、これから迎える大きな変化に向けてあらゆる疑問、不安、期待などありながらも日々は過ぎていきます・・・そして、産後は更にこども中心の暮らしが始まります。

妊娠中から自分自身との時間をたくさんとってもらいたい!自分を満たしてほしい!安心してゆったり過ごしてほしい!という想いから作ることになりました。

参加されたい、興味ある方はぜひメールにてご連絡ください!

*子宮の絵はYoko Minagawa作 
毎日子宮を描くcq49シリーズより
https://www.instagram.com/han.mono/

【11/3 ワークショップ案内の概要】

◆日時:11/3(祝)の10:15-13:00 (10時から開場)
◆内容:妊娠中に考えたい・感じたい幅広いテーマを「問い」として捉え、自分の子宮に意識を向けて言語化しにくい感覚を版画家のYoko Minagawaと共に描きます。
◆対象:妊婦、産前産後のママを応援したい人、お産に関心がある女性、産後ママ、妊活中女性
◆場所:下北沢にある mahina pharmacy

自分のお産について考えながら「お産カード」を一緒に産み出すプロセスをご一緒しませんか?
現在妊婦でない方も、自分の周りの人がより自分らしい人生をお産を機に捉えるツール・場を一緒に作りませんか?!
当日は助産院、自宅出産、帝王切開でこどもを産んでいる先輩ママ達もいます。